西安料理の特徴は唐辛子、ラー油、中国花山椒など使った麻辣(マラー)料理です。麻辣(マラー)とは中国語で辛さのことです。麻(マ)はしびれる辛さ、辣(ラー)は舌を刺すような辛さのことです。この辛さがクセになり通ってこられるお客様が大勢いらっしゃいます。是非、本場の味をご堪能ください。
刀削麺とは、中国四大絶麺のひとつであり、中国山西省から始まったと言われております。その後長安(現在の西安)に伝わり、現在のスタイルに完成しました。
普通のラーメンと違う点はスープが少なく、まるでスープパスタのような感じなところです。また麺自体は小麦粉と水だけでつくられていて、うどんやきしめんに似た形状をしています。刀削麺は御客様より御注文を受けてから、専門の廚師が一本一本削り出していきます、まるで麺が空を飛ぶように大きな茹釜に吸い込まれていくというパフォーマンスも見ていて楽しい光景です。
刀削麺が日本に入ってきたのは約10年前位です、本場西安の冬はとても寒く、四川と同じく辛い刺激のある料理が主です、西安刀削麺は花山椒唐辛子:ラー油を用いた辛いスープで食べるのがポピュラーなスタイルですこのピリピリした刺激が貴方もきっとクセになることでしょう。